/ 新木場1stRING
1
シングルマッチ 30分1本勝負
オープニングマッチ
vs
14分56秒
フューチャーショック → 片エビ固め
2
シングルマッチ 30分1本勝負
xxx
vs
19分43秒
ストレッチプラム
3
タッグマッチ 30分1本勝負
xxx
vs
21分18秒
コークスクリュー・ムーンサルト → 体固め
4
シングルマッチ 30分1本勝負
xxx
vs
28分32秒
変形STF
5
シングルマッチ 45分1本勝負
xxx
vs
33分47秒
樺太ボンバー → 片エビ固め
6
6人タッグマッチ 45分1本勝負
xxx
vs
38分14秒
勇侠刃 → 片エビ固め
7
タッグマッチ 60分1本勝負
xxx
vs
42分29秒
一郎落とし → 片エビ固め
新木場での第3回定期戦は、前回大阪大会での盛り上がりを受けて期待の高まる中での開催となった。
オープニングマッチでは前回大会のライトヘビー級トーナメント準決勝進出を果たした島田未来が、若手フライヤーの夏木飛翔と再戦。序盤から夏木の巧みなスピード戦術に苦戦する島田だったが、中盤以降は持ち前の冷静さで徐々にペースを掴み、最後は得意のフューチャーショックで確実に勝利を収めた。大阪での快進撃が偶然ではないことを証明する安定した試合運びに、観客からも大きな拍手が送られた。
第2試合では新人・木村栄光がHIDEKIと対戦。前回エル・ハガールに敗れた木村が雪辱を期しての一戦だったが、HIDEKIの海外修行の成果は想像以上で、終始木村の攻撃をいなしながら要所で的確な技を決める展開に。終盤、木村のグローリーロード・クラッチで追い詰められる場面もあったが、HIDEKIが冷静にエスケープからのストレッチプラムで勝利。試合後、HIDEKIは木村に「まだまだこれからだ」と声をかけ、新人の成長を促した。
第3試合のタッグマッチでは若手コンビがヒール側の国際色豊かなタッグと対戦。岡田と井口の息の合ったコンビネーションが光る序盤だったが、中盤以降はYAMIYOの狡猾な戦術とエル・レランパゴ・アスールの華麗な空中技に翻弄される展開に。最後はアスールの美しいコークスクリュー・ムーンサルトが岡田を捉え、ヒール組が勝利。敗れた若手コンビだったが、経験豊富な相手に最後まで食い下がる姿勢は評価に値するものだった。
第4試合では職人気質の中村英雄が日系メキシコ人のエル・ハガールと技術的な攻防を展開。序盤からハガールのルチャリブレ仕込みのスピード技術に対し、中村が堅実なグラウンド戦術で対抗する構図となった。中盤にはハガールの華麗な連続技で観客を沸かせる場面もあったが、終盤は中村の経験と粘り強さが勝り、得意の変形STFでハガールからタップを奪取。プロレスの奥深さを感じさせる技術戦に、玄人ファンからは大きな称賛が送られた。
第5試合では元王者・武田ラオウがメキシコの猛獣デモニオ・ロホと激突。序盤からロホの野性的な攻撃に苦戦するラオウだったが、持ち前の不屈の闘志で徐々に巻き返しを図る。中盤以降はお互いの必殺技の応酬となり、ロホのエニグマ・フィナルをかわしたラオウが一気に反撃に転じる展開に。最後は会場の大歓声の中、ラオウの樺太ボンバーがロホを仕留め、元王者の貫禄を見せつける勝利となった。
セミファイナルの6人タッグマッチは日本代表チームと外国人軍団の国別対抗戦の様相を呈した。序盤から外国人軍団の連携攻撃に苦しむ日本チームだったが、中盤以降は貴島、加藤、山田それぞれの個性を活かした反撃で徐々に主導権を握る展開に。特に山田のルチャリブレ仕込みの華麗な技の数々は会場を大いに沸かせ、加藤の老獪な技術と貴島の力強い打撃技との絶妙なコンビネーションでアメリカ勢を圧倒。最後は貴島の勇侠刃がタイラー・スウィフトを沈め、日本チームが意地の勝利を収めた。
メインイベントでは安達一郎とTATSUYAのベテランコンビが、Devil's Pitの大谷悪魔と藤原鬼神の問題児コンビと対戦。序盤から大谷と藤原の卑怯な連携攻撃で苦戦する安達とTATSUYAだったが、持ち前の経験と技術で徐々に対抗。中盤にはTATSUYAのドラゴンスリーパーで藤原を追い詰める場面もあったが、大谷の反則攻撃で流れを断ち切られる展開に。しかし終盤、安達の冷静な判断力が光り、藤原の鬼神降臨ドロップをかわしてからの一郎落としで勝負を決定。ベテランの意地を見せつける勝利に、会場からは大きな拍手が送られた。
新木場大会では日本人選手の奮闘が光る内容となり、特に中堅からベテラン勢の活躍が目立った。島田未来の安定した成長ぶりや、武田ラオウの復調など明るい材料も多く、今後の団体発展への期待を抱かせる大会となった。一方でDevil's Pitの暗躍は続いており、今後の展開から目が離せない状況が続いている。