/ 大阪・エディオンアリーナ大阪第2競技場
1
シングルマッチ 30分1本勝負
オープニングマッチ
vs
13分22秒
シューティングスタープレス → 体固め
2
タッグマッチ 30分1本勝負
xxx
vs
16分45秒
健闘の末路
3
6人タッグマッチ 30分1本勝負
xxx
vs
18分39秒
ダークマター・クラッシュ → 片エビ固め
4
シングルマッチ 30分1本勝負
xxx
vs
22分12秒
ガラ・モータル → 片エビ固め
5
シングルマッチ 45分1本勝負
AIW世界ライトヘビー級初代王座決定トーナメント準決勝
vs
27分54秒
フューチャーショック → 片エビ固め
6
シングルマッチ 45分1本勝負
AIW世界ライトヘビー級初代王座決定トーナメント準決勝
vs
31分38秒
デビルズ・クロス
7
タッグマッチ 60分1本勝負
xxx
vs
35分49秒
樺太ボンバー → 片エビ固め
オープニングマッチでは若手フライヤー対決となった岡田陽登と夏木飛翔の一戦。序盤から両者ともに華麗な空中技の応酬で観客を沸かせた。中盤、夏木がフェニックス・スプラッシュを狙うも岡田が巧みにかわし、逆に場外でのダイビングムーンサルトからの連続技で流れを掴む。終盤、夏木の反撃を受けるも、岡田は師匠譲りの冷静さで要所を締め、最後はシューティングスタープレスを決めて勝利。若手同士の好勝負に会場から大きな拍手が送られた。
第2試合は前回大会で輝きを見せたHIDEKIと井口健太のタッグがアメリカ勢と対決。序盤からデリック・"ダーク・ソウル"・ワシントンの怪力と、タイラー・スウィフトの華麗な技に押される展開が続く。中盤、HIDEKIのストレッチプラムでワシントンを追い詰めるも、タイラーの奇襲的介入で窮地に。しかし終盤、井口が冷静にタイミングを見計らい、タイラーへの健闘の末路で会場を沸かせ、日本人コンビが意地の勝利を収めた。
第3試合の6人タッグマッチは、山田誠斗率いるベイビーフェイス軍とYAMIYO率いるヒール軍の対決。前半はブラッド・スティールの柔道技術とTATSUYAのドラゴン殺法で優位に立つも、マイク・"ザ・ハンマー"・ジョンソンの卑怯な反則攻撃で流れが変わる。中盤以降はデモニオ・ロホのエニグマ・フィナルで山田が苦しむ場面もあったが、最後はYAMIYOのダークマター・クラッシュが山田に決まり、ヒール軍が勝利。試合後もマイク・ジョンソンが山田に暴行を加え、会場からは怒号が飛んだ。
第4試合では日系メキシコ人エル・ハガールと新人木村栄光の実力差を超えた激闘が展開された。若手の木村が持ち前の負けん気でハガールのスピードに対抗し、中盤には場外乱闘の末、グローリーロード・クラッチで追い詰める場面も。しかし終盤、エル・ハガールが経験の差を見せつけ、木村の猛攻をかわしてのフロントフリップDDT「ガラ・モータル」で勝利。敗れた木村は悔し涙を流しながらも、ハガールと固い握手を交わし、大きな成長を見せた。
第5試合のAIW世界ライトヘビー級初代王座決定トーナメント準決勝では、最年少の島田未来がエル・レランパゴ・アスールとの技術的な一戦に挑んだ。序盤からアスールのコークスクリュー・ムーンサルトで押される展開が続くも、島田の冷静な試合運びがアスールのミスを誘発。中盤以降は島田のテクニカルな攻めで徐々に主導権を握り、終盤にはアスールの連続技を受け切った直後、会場の大歓声の中、フューチャーショックを決めて勝利。島田の決勝進出に、大阪の観客からは大きな拍手が送られた。
もう一方の準決勝では元ジュニアヘビー級王者の加藤幸紀とメキシコの狼狽なテクニシャン、エル・アギラ・ドラダの対決に。序盤は加藤が経験を活かした堅実なファイトで優位に立つも、中盤からはドラダのマスク越しの笑みが不気味に映るほど、技術の深さを見せつける展開に。終盤、加藤がエクセレントドライバーを狙うも、ドラダがカウンターから一気に変形腕十字固め「デビルズ・クロス」に移行し、加藤からタップを奪取。決勝の島田未来vsエル・アギラ・ドラダの対決が決定した。
メインイベントでは元王者・武田ラオウと新エース候補・貴島勇太のドリームタッグが「Devil's Pit」のリーダーHAKAIと大谷悪魔と対決。序盤から大谷の卑怯な攻撃で貴島が苦しむ展開が続くも、ラオウの冷静なフォローで持ち直す。中盤にはHAKAIのパッケージパイルドライバーで貴島がピンチに陥るも、貴島の勇侠刃からのホットタッグで流れを変える。終盤、HAKAIと武田の一騎打ちとなり、前回大会からの因縁に決着をつけるべく、ラオウの樺太ボンバーがHAKAIを粉砕。勝利後、ラオウは「次は世界ヘビー級王座を頂いてやる」と宣言し、会場を沸かせた。
大阪大会では島田未来の快進撃と邦人選手の活躍が光る内容となった。ライトヘビー級トーナメントは異国の鷹・エル・アギラ・ドラダと、日本の新星・島田未来の異色の決勝戦へ。また、武田ラオウの復権が鮮明となり、今後行われるAIW世界ヘビー級王座決定戦への期待も高まった。Devil's Pitの暗躍が続く中、新たな物語が動き始めた大阪大会となった。