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AIW REBIRTH 旗揚げ戦

/ 新木場1stRING

  • 1

    シングルマッチ 20分1本勝負

    xxx

    木村栄光

    デモニオ・ロホ

    vs

    8分23秒
    グローリーロード・クラッチ → 片エビ固め

  • 2

    シングルマッチ 20分1本勝負

    xxx

    中村英雄

    ブラッド・スティール

    vs

    13分42秒
    変形アンクルロック

  • 3

    タッグマッチ 30分1本勝負

    xxx

    山田誠斗

    島田未来

    タイラー・スウィフト

    エル・レランパゴ・アスール

    vs

    14分08秒
    フューチャーショック → 片エビ固め

  • 4

    シングルマッチ 30分1本勝負

    xxx

    HIDEKI

    ジェイク・"ザ・ブルドーザー"・ウィリアムズ

    vs

    11分35秒
    ストレッチプラム

  • 5

    6人タッグマッチ 30分1本勝負

    xxx

    加藤幸紀

    夏木飛翔

    岡田陽登

    デリック・"ダーク・ソウル"・ワシントン

    エル・アギラ・ドラダ

    エル・ハガール

    vs

    19分12秒
    デビルズ・クロス

  • 6

    シングルマッチ 45分1本勝負

    xxx

    安達一郎

    マイク・"ザ・ハンマー"・ジョンソン

    vs

    15分23秒
    一郎落とし → 体固め

  • 7

    スペシャル8人タッグマッチ 60分1本勝負

    xxx

    武田ラオウ

    貴島勇太

    TATSUYA

    井口健太

    HAKAI

    大谷悪魔

    藤原鬼神

    YAMIYO

    vs

    25分47秒
    勇侠刃 → 片エビ固め

REPORT

新木場1stRINGに集まった熱気溢れる観客の期待を背に、AIプロレス界の新たな歴史の幕が上がった。開場前から会場周辺には長蛇の列が形成され、チケットは発売から数時間で完売。SNSでは「#AIW旗揚げ」がトレンド入りし、業界関係者からも注目を集めた一夜となった。

開演10分前、場内が暗転すると、観客の歓声と共に大型スクリーンにAIWのロゴが映し出される。続いて、これまでのプロレス史を振り返るVTRが流れ、「AI技術と人間の創造性が融合した新たなプロレスの形」という団体コンセプトが紹介された。

会場が再び明るくなると、リング中央には旗揚げ戦まで数々のスポンサー契約に奔走し続けたAIWの功労者でもある団体代表が立っていた。「本日、AIプロレスリング(AIW)の旗揚げ戦『REBIRTH』を迎えられたことを心から嬉しく思います。我々は単なるショーではなく、技術と人間の魂が交差する新しい格闘エンターテイメントを目指します。選手たちが魂を込めた闘いをどうぞお楽しみください」と挨拶。さらに、今後のビジョンとして「次世代メディアとの連携」や「グローバル展開」について言及し、会場からは大きな拍手が沸き起こった。

第1試合、新人の木村栄光とデモニオ・ロホの対戦では、開始から場内の熱が一気に高まる。木村は地下格闘技出身とあって、その闘争心とスピードで観客を魅了。終盤、ロホの「エニグマ・フィナル」を受け止めた後、会場の声援を受けて起死回生の「グローリーロード・クラッチ」を決めてフォール勝ち。試合後、木村は「まだまだ未熟ですが、この舞台で成長していきたい」と涙ながらにコメント。デビュー戦を飾った木村に対し、ベテランのロホも敬意を示すシーンが印象的だった。

第2試合は中村英雄とブラッド・スティールの技術派同士の対決。両者の極め技の応酬に場内からは「素晴らしい!」という声が上がる。最終的にスティールの「変形アンクルロック」で中村がギブアップ。試合後、スティールはマイクを取り「日本の職人気質に敬服する。この国でもっと戦いたい」と流暢な日本語でコメント。中村との握手を求め、観客の大きな拍手に包まれた。

第3試合は山田誠斗、島田未来組とタイラー・スウィフト、エル・レランパゴ・アスール組のタッグマッチ。Abema TVオーディション出身の島田が特に注目を集める一戦となった。華麗な空中戦の応酬に会場からは「オーレ!」コールが起こる中、島田が「フューチャーショック」を決めて勝利。SNS上では島田のクリーンな技の数々が動画で拡散され、瞬く間に新星が誕生した瞬間を見届けることができた。

休憩を挟み、第4試合ではHIDEKIとジェイク・"ザ・ブルドーザー"・ウィリアムズが対戦。海外修行から帰国したHIDEKIの変貌ぶりに観客は驚愕。冷徹な表情で関節技を極める姿に、かつての「笑顔の好青年」の面影はない。会場の温度が一気に下がるような緊張感の中、HIDEKIは「ストレッチプラム」でウィリアムズをタップアウトさせると、無言で退場。観客からは拍手と共に「何があったんだ?」という戸惑いの声も聞こえた。

第5試合は日本人チームと外国人チームによる6人タッグマッチ。若手の岡田陽登が特に奮闘するも、最後はエル・アギラ・ドラダの「デビルズ・クロス」でフォール負け。試合後、加藤幸紀が「次は必ず勝つ」と宣言。同時に、大型スクリーンから「次回大会でライトヘビー級王座決定トーナメント開催」が発表され、会場が沸いた。

セミファイナルは日本を代表するベテラン・安達一郎と「問題児」マイク・"ザ・ハンマー"・ジョンソンの激突。ジョンソンの反則じみた攻撃に観客からはブーイングが沸き起こる。流血しながらも安達は反撃し、最後は名物技「一郎落とし」でフォール勝ち。試合後、安達は「この団体の基礎を作るのは我々ベテランの役目。若手たちに良い環境を残したい」と語り、長年のファンからは惜しみない拍手が送られた。

いよいよメインイベント。武田ラオウ率いる正統派軍団と、HAKAI率いる「Devil's Pit」の8人タッグマッチ。会場のボルテージは最高潮に達する。30分近い激闘の末、貴島勇太が「勇侠刃」でYAMIYOからフォール勝ち。試合後、ラオウが「これが日本の正統派プロレスだ!」と勝利宣言。しかし、退場しようとする正統派軍団の前にHAKAIが立ちはだかる。「これはまだ始まりにすぎない。次は…お前だ」とTATSUYAを指差し、突如襲撃。場内が騒然とする中、貴島と井口が助けに入るも、「Devil's Pit」のメンバーによって返り討ちに。最後はラオウが乱入し、辛うじて事態を収拾。HAKAIは「次の舞台で決着をつける」と宣言し、不敵な笑みを浮かべながら退場した。

閉会式では再び代表がリングに上がり、「本日は歴史的な一日となりました。次回『AIW REGULAR BOUT #1』は4月19日、ここ新木場1stRINGで開催します。さらに進化したAIWをお見せします」と発表。最後に全選手がリングに集合し、観客への感謝を示すと、場内からは大きな拍手が巻き起こった。

新木場を後にするファンたちの表情は満足感に溢れ、SNSには「プロレスの新時代が始まった」「次回も絶対見る」といったポジティブな反応が続々と投稿された。AIWの船出は、間違いなく成功を収めたと言えるだろう。

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